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明日はどんないイイ事があるかにゃ?


by r_zizoo
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入籍記念日。

「すりゃーいーんだろ!すりゃー!」

1998年6月28日、週末彼宅で夕食をごちになり、食後のひととき。
彼が友達との電話で私の事をカミサンと読んでいたのを彼父に聞かれ、
どうするつもりなんだ。と問われた時に読んでいた新聞を
バサッと閉じて言った一言です。

険悪ムードに包まれて、なぜか私は「すみません。。。」と謝る。

ん?ん?んんん?待てよ。。。これって結婚するってこと!?

翌日29日、私は勤務先から「入籍することになったから
戸籍を速達で送って欲しい。」と実家の母に電話をしました。
「え?入籍ってどういうこと?え?」
「とにかくいいから至急だよ!詳しくは夜電話するから!」

そして30日、無事戸籍も届き、私達は揃って茅ヶ崎市役所に
婚姻届を出しました。
そして彼は夫になりました。

本当は、ロマンチックにプロポーズして欲しかったけど。。。
本当は、ティファニーの指輪がよかったけど。。。
今となってはそんなのどーでもよくって。
そんな風に思えるのもこの人が夫だからだと思っています。

なぜプロポーズ(?)から入籍まで日にちがなかったかと
言うと、6月30日は私達が決して大げさではない「運命の出会い!」
をした日だからです。





1996年6月30日(日曜)夜10時前。
葉山のコンドミニアムに彼氏と泊まる予定だった友達から
ベロンベロンに酔っ払って泣きながら電話がかかってきた。
「彼がこれないって。。。あたしもうダメ、さっき血みたいの吐いちゃった。
(後にこれは赤ワインだったことが判明)」
ツー・ツー・ツー。。。
いっつも豪傑な彼女がそんな事を言うなんて。。。。
さんざん悩んだ挙句、彼女のところへ行く事に。
時間は既に11時を回っていた。

タクシーで最寄駅まで行き、当時都内に住んでいた私は
駅員に葉山まで行きたいと言ったところ、途中で終電がなくなってしまうと
言われてしまいました。
なぜかその時は諦めて帰宅せず、またタクシーに乗り込み
「葉山までお願いしますっ!」と言ってしまったのでした。
首都高を飛ばして何とか葉山に辿り着く。
友達に電話をすると、下着姿で道にうずくまって私を待っていました。
彼女を抱え部屋に入ろうとしたとき「あれ?開かない。。。」
そうです。オートロックだった為、鍵を持たずに彼女は出てしまい
私達は中に入れなくなってしまったのです。
既に夜中の1時を回っていて、おまけにコンドミニアムということで
フロントらしきところは真っ暗。。。
仕方なく隣りの部屋からベランダづたいに部屋に入ろうと思い
隣りの部屋をピンポ~ン。
中には男女6、7人がトランプをして盛り上がっていました。
事情を説明し中に入れてもらい、何とかベランダづたいに部屋に戻った私達。
さんざん泣いてグチグチしていた彼女が「お隣りトランプして盛り上がっていた
のに私が邪魔して盛り下げちゃったかも。お詫びに行くぅ。ウイップ。」
と言い出した。
玄関で制止しようと彼女を掴んだところで、「カチャ・・・」またまた
ドアが閉まってしまったではありませんか!!
そしてまた隣りの部屋に声を掛けベランダづたいに部屋に戻ったわけです。。。
お隣りの部屋の中にとても親切な方がいて、キムチチャーハンを作ったから
と持ってきてくれたり、ここは御用邸が近いからコンビニとかないんだよねぇと
車を出してくれたりと、とてもよくしてくれました。
そのよくしてくれた方が夫。。。ではなく、今は元おニャンコくらぶの
新田恵理さんのご主人でした。

何とか友達をなだめ寝かせ朝を迎えて、さて東京に戻ろうかという時
隣りの部屋の方たちが「せっかくこっちに来たのなら案内するから
遊びに行こうよ!」と誘ってくれたのです。
友達は二日酔いでゲロゲロだったので、そのまま東京へ戻りましたが
私は見ず知らずの方々についていく事にしたのです。
その後江の島に連れて行ってもらい、今の旦那の家で食事を頂き、
おまけに都内の自宅まで送ってもらっちゃいました。

そのお隣りグループは、そのコンドミニアムがフジテレビの保養所ということで
フジテレビの方や、テレビ番組の雑誌の編集の方々だったのです。
その後フジテレビ祭りに呼んでくれたり、飲み会に誘ってもらったりして
いつしか旦那と付き合うようになったのです。
始めは旦那の事を「兄さん」と呼んでいて、敬語だったんですよ。
そして2年後1998年6月30日、サッカーワールドカップ フランス大会
イングランド対アルゼンチン戦でベッカムが退場をくらったその日、
私達は夫婦になりました。

どうしてそこまでして葉山まで行ったのか。
そうして知り合って間もない人たちの中にひとり混ざったのか。。
いまだに不明ですが、それはよくいう赤い糸だったのかもしれません。
もしあの時、2度ドアが閉まる事がなければ。。。
やはりそれが運命だったのかもしれません。

と、言うわけで長々と書きましたが本日6月30日は8回目の
入籍記念日なのです。
結婚して7年。あっという間ですが、旦那といるのが楽しくて仕方ありません。
子供だったり、時にはお父さん、弟、兄さん、友達だったりする旦那ですが
私にとってはかけがえのない存在です。

平日なので、特にイベントはありませんが、家族がみんな健康で
「毎日楽しくごちそーさん」という事ができれば、それが何よりの幸せです。


入籍記念日。_a0036181_13494816.jpg

話が長いのにゃ zzzzz。
by r_zizoo | 2005-06-30 13:49 | いろんなこと